賃貸マンションの更新料はしばしば問題にされるポイントです。
払わなくてもいいと言う人もいれば、
契約した以上払わないといけないと言う人もいます。
わたしが住んでいた賃貸マンションでも
2年ごとに家賃の2ヶ月分を払う契約になっていました。
2ヶ月分は痛いのでダメもとで値下げ交渉したところ、
なんと半額の1ヶ月分にしてもらえました。
無料弁護士相談に行ってみた
マンションの更新時期のおよそ3ヶ月前。
当時、更新料は違法かどうかということが、
しばしばニュースになっていました。
更新料なんてできることなら払いたくないものです。
まずは法的にどうなっているのか知りたくて、
市役所の無料弁護士相談に行ってみました。
マンションの契約書や重要事項説明書を見てもらい、
一概に更新料は違法とは言えないこと、
ただし交渉の余地はあるということを教えてもらいました。
ついでにその弁護士さんは、
入居していたマンションの管理会社のことも知っていて、
「しっかりした会社なので、話は聞いてもらえると思いますよ」
とアドバイスしてくださり、心強かったです。
メールで管理会社に相談
電話に自信のなかったわたしは、
マンションの管理会社に対し、メールでお願いをしました。
大家さんでなく管理会社にメールしたのは
契約書の中で「管理会社が窓口になる」ということが書いてあったためです。
間に管理会社を置いていない場合は大家さんに直接言います。
更新料交渉メールの内容
メールには、
という内容のことを丁重に書きました。
あくまでやんわりお願いするスタンスがいいと思います。
返事が来ない
1週間ほど返事が来なかったので無視されたのかと思い、
管理会社に電話をしました。
担当の方に「その件は現在大家さんに交渉中です」と言われ、
脈がなさそうだと諦めかけたものです。
まさかの更新料半額に
さらに1週間後、メールで返事が来ました。
どうせお断りのメールだろうと思って開いてみると、
「更新料を家賃1ヶ月分にさせていただきます」
と書いてありました。
思わぬ朗報に、飛び上がりたくなるぐらいうれしかったです。
勝因は何か
住んでいた賃貸マンションはわりと人気のある物件です。
退去して1週間後ぐらいにマンションの前を通った際、
部屋のカーテンがかかっていて、すでに入居者がいるようでした。
わたしたちが更新料を理由に更新しなくても、
「新しい人を入れるから構わない」と思われてもおかしくなかったと思います。
それでも更新料を値下げしてくれたのは、
家賃を真面目に払っていたおかげかもしれません。
家賃が引き落としではなく振込だったので
結構忘れてしまう人が多いのだと思います。
あと、家賃がもともと高めだったせいもあるかもしれません。
入居したのが4月だったので強気の家賃設定にされていました。
低層階なのに高層階の家賃と同じだったのです。
思い当たることがあれば、お願いの根拠として出すといいでしょう。
黙っているだけでは定められた更新料を払うことになります。
あくまでダメもとで、低姿勢でお願いするのがおすすめです。